トラブルとクーリングオフ制度
「もっときれいになりたい」「まだまだ美しくありたい」という女性の弱みにつけこんで、高額なコースで契約を結ばせるエステティックサロンも、残念ながらまだ存在するようです。

■File1 気づくと「エステ」よりも「おまけ」がメインに…
無料エステが気に入って契約をすることになりました。
エステと、一緒にすすめられた化粧品の契約をしました。
その後、使い切ったときのために…と言われて、健康食品もついた化粧品を再契約。
支払いがきつくなってきたので解約を申し出たら「化粧品は解約できません」といわれてしまいました。

■File2 肌の弱みにつけこまれて…
街を歩いていたら「肌が荒れている」と声をかけられ、美肌効果のある化粧品と美顔エステを契約。
すすめられた化粧品を使用したら、肌がもっと荒れました。

■File3 しつこさに負けて…
エステ無料体験の広告に惹かれエステサロンに行ってみました。
エステをしてもらったあと、「今のままでは肌の状態が悪化する一方だ」といわれて、化粧品とエステコースのセットで契約を勧められました。

高額だったので断ったのですが、「分割払いなら負担にならない」としつこく説明され、結局断りきれずに契約をしてしまいました。

悪質なサロンでは、かなり雑な対処をされてしまいます。
特にトラブル慣れしたサロンだと「クレーム対処マニュアル」があるくらいですから、うまく口車に乗せられてしまって後で後悔することになる可能性もあります。

ただ「合わなかった」と諦める前に、施術が雑ではなかったか、商品の返品は可能かを話し合ってみましょう。

クーリングオフ制度
エステにはフェイシャルエステや、ボディエステなど色々なものがありますが、自分で気に入ってエステサロンに入会したものの、後から後悔してしまう可能性もあります。

エステサロンのスタッフの熱心な勧誘に負けてついつい契約してしまった、という場合や、エステを続けていてもそれほど効果が得られない、など、やっぱり入会を解消したいのだけどどうしたら良いのだろう、と悩んでしまう人もいるでしょう。
そのような場合には、「クーリングオフ制度」を利用しましょう。

クーリングオフ制度とは、契約してしまった後でも一定の期間内(8日間)であれば契約を解除できるという制度です。
8日間というと少し早い気がしますが、エステの場合は8日を過ぎていても中途解約することが可能です。

クーリングオフ制度が成立されると支払ったお金は全額返済されます。
ですが、化粧品などの商品を購入して開封してしまった後では、その商品は買取りになってしまいます。

また、契約後8日を過ぎている場合は、解約料金が発生することもあります。

このような解約制度について、入会時にスタッフの人から丁寧に説明してくれるサロンがおすすめです。
サロンによっては契約書に記載しているだけで、スタッフの人からは直接解約の説明をしてくれないところもあります。
そのようなサロンは、信頼できないサロンと判断して良いでしょう。

クーリングオフ制度があるからといって、くれぐれも軽はずみな契約はしないようにしましょう。
契約する時には、一度冷静になりじっくり考えてから判断することが大切です。